ハーバーハウスでは、すべてのお客様に安全な住宅を提供するために
最も信頼性の高い構造計算である「許容応力度計算」を全棟で実施しております。
構造計算は「木造二階建て以下の建物」に実施する義務がありませんが、
一棟一棟、立地条件や間取りが異なるわけですから、
安全性を確認することは当然と考えます。
また、耐震性能を示す指標のひとつである「耐震等級」も、
実は計算方法の違いによって差が出てしまいますので、
地震に強い家を意識される方にとっては特に重要です。
そこで今回は、安全な家づくりに欠かせない
許容応力度計算についてご紹介いたします。
住宅にかかる負荷
そもそも住宅は、縦方向と横方向、2種類の負荷を受けます。
縦方向に受ける負荷
・固定荷重(建物自体の重さ)
・積載荷重(人や家具の重さ)
・積雪荷重
横方向に受ける負荷
・地震荷重
・風荷重
構造計算は上記すべての負荷に住宅が耐えられるかを算出します。
ちなみに、かなりざっくりとした計算になりますが、
延床面積30坪の木造二階建て住宅の重さは「約30t」、
震度5強の地震による横からの力は「約9t」というデータがあります。
構造の安全性能レベル
構造の安全性能レベル(確認方法)は、3種類あります。
仕様規定
多くの住宅会社が取り入れており、一般的な住宅のほとんどが該当。
ただし、壁の量だけで建物のバランスや強度を簡易的に計算するため、
計算資料はA3用紙1枚程度。
性能表示計算
壁量に加え、床・屋根・梁などの強度も算出。
長期優良住宅では必須のレベル。
構造計算(許容応力度計算)
構造材の接合部や金具の1本1本まで、あらゆる角度から総合的に強度を検証。
実施済みの住宅は全国で10%と言われ、計算資料はA4用紙600~700枚程度。
ポイントは「許容応力度計算×耐震等級」
壁量計算と許容応力度計算で、どのくらい耐震等級に違いが出るのか調べてみました。
建築基準法を満たしただけの住宅をベースとした場合、
壁量計算の耐震等級3よりも、
許容応力度計算の耐震等級2の方が耐震性能が高いことが分かります。
耐震等級3同士を比較してもその差は歴然です。
まとめ
2016年に発生した熊本地震では、耐震等級2(※)の住宅までも倒壊しています。
想定を超える災害は突然明日やってくるかもしれません。
ハーバーハウスなら、全棟で実施している許容応力度計算もコミコミ価格で実現。
ご希望に沿って、耐震等級3を取得するプランもご提案しております。
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(※)数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しないとされている「耐震等級1」の1.25倍の耐震強度。