ハーバーハウスでは、すべてのお客様に安全な住宅を提供するために
最も信頼性の高い構造計算である「許容応力度計算」を全棟で実施しております。
![](https://housing-info.herbarhouse.jp/wp-content/uploads/2022/03/pixta_46832777_S.jpg)
構造計算は「木造二階建て以下の建物」に実施する義務がありませんが、
一棟一棟、立地条件や間取りが異なるわけですから、
安全性を確認することは当然と考えます。
また、耐震性能を示す指標のひとつである「耐震等級」も、
実は計算方法の違いによって差が出てしまいますので、
地震に強い家を意識される方にとっては特に重要です。
そこで今回は、安全な家づくりに欠かせない
許容応力度計算についてご紹介いたします。
住宅にかかる負荷
そもそも住宅は、縦方向と横方向、2種類の負荷を受けます。
縦方向に受ける負荷
・固定荷重(建物自体の重さ)
・積載荷重(人や家具の重さ)
・積雪荷重
横方向に受ける負荷
・地震荷重
・風荷重
構造計算は上記すべての負荷に住宅が耐えられるかを算出します。
ちなみに、かなりざっくりとした計算になりますが、
延床面積30坪の木造二階建て住宅の重さは「約30t」、
震度5強の地震による横からの力は「約9t」というデータがあります。
構造の安全性能レベル
構造の安全性能レベル(確認方法)は、3種類あります。
![](https://housing-info.herbarhouse.jp/wp-content/uploads/2022/03/ecologia_graph-1.jpg)
仕様規定
多くの住宅会社が取り入れており、一般的な住宅のほとんどが該当。
ただし、壁の量だけで建物のバランスや強度を簡易的に計算するため、
計算資料はA3用紙1枚程度。
性能表示計算
壁量に加え、床・屋根・梁などの強度も算出。
長期優良住宅では必須のレベル。
構造計算(許容応力度計算)
構造材の接合部や金具の1本1本まで、あらゆる角度から総合的に強度を検証。
実施済みの住宅は全国で10%と言われ、計算資料はA4用紙600~700枚程度。
ポイントは「許容応力度計算×耐震等級」
壁量計算と許容応力度計算で、どのくらい耐震等級に違いが出るのか調べてみました。
![](https://housing-info.herbarhouse.jp/wp-content/uploads/2022/03/graph_pc.jpg)
建築基準法を満たしただけの住宅をベースとした場合、
壁量計算の耐震等級3よりも、
許容応力度計算の耐震等級2の方が耐震性能が高いことが分かります。
耐震等級3同士を比較してもその差は歴然です。
まとめ
2016年に発生した熊本地震では、耐震等級2(※)の住宅までも倒壊しています。
想定を超える災害は突然明日やってくるかもしれません。
ハーバーハウスなら、全棟で実施している許容応力度計算もコミコミ価格で実現。
ご希望に沿って、耐震等級3を取得するプランもご提案しております。
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(※)数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しないとされている「耐震等級1」の1.25倍の耐震強度。